目次Contents
▼この記事の要点
- 「彼氏と会話が続かない」と思ったことがある人は、全体の約半数ほど
- 話題が見つからない場合には、相手のことについて質問をしたり、共通の趣味をつくったりする人が多い。一方的に話すより、オープンクエスチョンで相手の話を引き出す〝聞き上手〟になると◎
- ときには沈黙が愛を深めることも。会話を盛りあげようと無理をしすぎる必要はなし! ただし、話題選びや雰囲気づくりをなにもかも相手任せにしないよう気をつけて
彼氏と会話が続かないと思ったことがある人の割合は?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数123名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に、「恋人と『会話が続かない』と思ったことがありますか?」と質問。すると、48.6%の人が「ある」、51.4%の人が「ない」と回答しました。
会話が続かず気まずい思いをしたり、今後に不安を感じたりした経験のある人は半数ほど。問題なく会話が続くという人に比べると、わずかに少ない割合です。
いくら彼氏といえど、気の合う親友のようにいつでも話が大盛り上がり…なんて関係性は、当たり前のものではないようです。沈黙の時間が増えて、「彼氏と何を話したらいいかわからない」と感じる女性は少なくありません。
彼氏と会話が続かない理由とは

会話が続かない=相手に興味がない、というわけではありません。元からおしゃべりが得意ではなかったり、お互いを知り尽くしてしまいマンネリ気味だったり…という場合も考えられます。
ここではまず、彼氏と会話が続かない理由について女性の声をまとめました。
お互いの趣味や好みが違う
「趣味が合わない」(30代・神奈川県)
「趣味が合わないから」(30代・東京都)
「趣味嗜好が合わない」(30代・東京都)
「趣味の違い」(30代・神奈川県)
愛し合う恋人同士といえど、趣味嗜好が異なることは珍しくありません。まったく理解できない趣味の話や、話されたところで興味のもてないテーマを投げかけられたとしても、いいリアクションをとりにくいもの。
結果的に会話が途切れ、気まずい沈黙が流れる…なんてこともありそうです。
疲れている
「疲れているとき」(30代・徳島県)
「会話をする気力が湧かない」(20代・千葉県)
「疲れている」(20代・大阪府)
忙しい日々を送っていれば、なにかと疲労も溜まりがちに。恋人と会う時間はなるべく静かに過ごし、会話に重点をおかないというカップルもいるでしょう。
会話をする気力さえわかないようなときは、必要最低限のやりとりで済ませたとしても仕方ないですね。もし彼氏が疲れているようであれば、下記記事を参考に、思いやりのある言葉をかけてあげると◎。
話しても盛りあがらない
「会話の膨らまし方がお互い下手だった」(20代・兵庫県)
「相手の反応が薄すぎる」(30代・埼玉県)
「相手が話を広げようとしない」(30代・栃木県)
「話が合わない」(30代・東京都)
「話がつまらない」(30代・新潟県)
「お互い話がへたくそだった」(20代・静岡県)
「自分が聞くほうが得意なので、相手が話してくれないと会話が続かない」(20代・千葉県)
口下手で会話を盛りあげるのが苦手だったり、話すよりも聞くことのほうが得意だったりする人同士がつき合うと、お互いに受け身になりがちに。話題ができたとしても、なかなか話を膨らませられないことがあるようです。
とはいえ相手のそういった一面もふくめて、愛情や恋心があるからこそおつき合いをしている…という人がほとんどでしょう。誰にでも得手不得手がある以上、カップルごとの個性ととらえられる部分かもしれません。
話題に困る
「特に話したいことがなかった」(30代・千葉県)
「もう話すことがない」(30代・広島県)
「何を話したらいいかわからないとき」(20代・青森県)
「何を話したらいいかわからない」(20代・兵庫県)
「何を話していいかわからない」(30代・千葉県)
「話題が尽きる」(20代・山形県)
話題として提供できるような、〝持ちネタ〟不足を感じている人も。平々凡々とした暮らしが当たり前になっていればなおのこと、お互いに楽しめるようなテーマがなかなかでてきにくいのでしょう。
「そういえばこのあいだ、〇〇のライブに行ったんだけど…」「来月昇進することになったよ」「実家で犬を飼い始めたんだけどね…」など、〝日常生活のなかにあるやや特別なできごと〟を話題にするだけでも、会話のネタにはなりそうです。
会話が噛みあわない
「相手が自分の話の意図を理解できていない(理解しようとしない)」(30代・埼玉県)
「機嫌が悪くなったり、会話の内容がなくなる」(30代・福島県)
会話のキャッチボールが苦手で、こちらの意図が伝わりにくい…というタイプの彼氏もいますよね。話が噛み合わず誤解が生じた結果、そのまま不機嫌になられたり、喧嘩になったりすると疲れそう。
一度や二度ならまだしも、話すたびにそのようなことが起きてしまうと、会話そのものを億劫に感じてしまうかも。せっかく大切な恋人と会話をするのですから、相手の話をよく聞き、理解する努力はしてほしいものです。
相手に興味がなく、話す気もない
「相手に興味がなくなった」(30代・神奈川県)
「相手の話に興味が持てない」(30代・広島県)
「他のことに夢中」(30代・宮城県)
「こちらが話しかけても面倒がって返事をしてくれないから」(30代・群馬県)
「相手が聞く耳持たず」(30代・新潟県)
「相手が話す気がない」(30代・長野県)
たとえつき合っている彼女相手でも、会話を通じて理解を深めることに興味がない…という人も。あるいは、こちら側が相手に興味をもてなくなるということもあるでしょう。ややマンネリ状態に陥っている可能性が。
会話自体を面倒くさがられてしまうと、「本当に私のことが好きなのかな?」という不安にもつながりそう。カップル間のコミュニケーションとして、対話を大切にできる人のほうが長続きしそうですよね。
話さなくても困らない
お互いが沈黙のままでも気にならないのであれば、会話のない時間も悪くはありません。「この時間が続けばいいのに」と、いい雰囲気で沈黙をも楽しむことができれば◎。
とくに話さずともおのおのが好きなことを楽しんだり、寄り添い合ってリラックスしたり…という状況ならば、とくに困ることもないはず。会話が続かないことは、必ずしもネガティブな意味合いになるとはかぎらないのです。
彼氏と話す話題は?ネタをまとめました

彼氏と話したいと思っても、話題がないと盛りあがりに欠けてしまいます。ここでは「彼氏と話す話題がなくなったときのネタ」をご紹介。使えそうな話題があれば参考にしてみてください。
趣味や好きなことを共有する
「共通の趣味など好きなことの話し」(20代・兵庫県)
「共通の趣味をもつこと」(30代・大阪府)
「共通の趣味を見つける」(30代・福岡県)
「同じ趣味や好きなモノの話題」(30代・長崎県)
「自分の好きなこと」(30代・神奈川県)
「好きな物の話」(30代・北海道)
会話を盛りあげるためにはやはり、それぞれが好きなものについて話すのが一番。自分にとって心ときめくポジティブな話題であれば、饒舌に語ることができる人は多いはず。相手も楽しそうな相手の様子に、明るいリアクションをとりやすいでしょう。
あらかじめ彼が好きな趣味や好きな物を把握しておくと、興味をもちそうな会話がなんとなくわかるかも。たとえ口下手な彼氏でも、自分の好きなことの話なら積極的に話してくれるかもしれません。彼の喜ぶ顔が見られたら、こちらも幸せな気持ちになれそうです。
無趣味で日常生活に刺激が足りないと感じている人は、まずは自分の趣味を見つけ、好きなことにまい進する時間をつくってみては。うまくいけば話題づくりにもなり、会話を盛りあげるきっかけに。
疑問や質問を投げかける
「相手に質問する」(30代・兵庫県)
「自分の話だけではなく相手に質問する」(30代・香川県)
「同じ質問を相手にもする」(30代・福岡県)
「無理に会話を続けなくてもいいとは思うが、強いて言うなら自分が普段気になってることについて意見を求めるなど」(30代・東京都)
会話のなかで質問や疑問を投げかければ、〝あなたの話を聞いており、かつ興味を抱いている〟ことを示せます。
あるいは会話を始める糸口として、「どこか行きたいところはある?」「そういえば、前に言ってたあれはどうだった?」「そのバッグいいね!どこで買ったの?」など、相手の話を引き出すための質問をするのも〇。
質問をする際のポイントは、できるだけオープンクエスチョンにすることです。相手が「はい」か「いいえ」だけで回答できてしまうような質問…つまりはクローズドクエスチョンをしてしまうと、あっという間に会話が終了しかねません。
オープンクエスチョンを投げかけられれば、「今日は暑いから、涼しいところに行きたいね」「あの話は結局なくなったよ。でもいいきっかけにはなったかな」「このバッグは何年も前にネットで買ったんだ。使いやすそうでしょ」などの、一定の長さがある回答が得られることがほとんど。そのまま会話が続きやすくなりそうです。
また、暇つぶしの心理テストやクイズも案外盛りあがります。隠された相手の本心を知ることができるので、今後の恋愛やふたりの生活に活かすこともできるでしょう。ネットで「心理テスト カップル」などで調べると、さまざまなものが出てくるので試してみて。
相手のことを掘りさげ、話をよく聞く
「相手の好きなことを知る」(20代・大阪府)
「子供の頃の話をたくさん聞く。『どんな子供だったの?』『子供の頃で一番記憶に残ってることは?』『一番古い記憶は?』など」(30代・静岡県)
「相手の話をよく聞く」(30代・東京都)
「聞き上手になること、相手が興味のある話しをして、そこから会話を広げられるようにする」(30代・長野県)
「相手の話を上手に聞く」(20代・静岡県)
こちらも疑問や質問を投げかけるという回答ですが、相手の過去や人柄を深く知り、掘り下げるような聞き方をすると会話が盛りあがりそう。その際はやはり、オープンクエスチョンを意識して質問するのがポイントです。
恋人としてつきあい深く愛し合うことになれば、いずれは同棲や親族への紹介、入籍など、関係がステップアップするきっかけも訪れるでしょう。お互いのことをよく知っておき、人となりを理解するための会話は大切です。
お互いを知るためといえど、自分のことだけ一方的に話しすぎたり、質問しすぎて尋問のようになったりしないようには気をつけて。会話のキャッチボールを楽しみながら、聞き上手になることを目指すとよいでしょう。
共通の話題を見つける
「お互い共通する話をする」(20代・青森県)
「共通の話題」(30代・広島県)
「共通点を見つける」(30代・埼玉県)
お互いの共通項が増えれば、会話が盛り上がるだけでなく、愛情や絆が深まるきっかけに。それぞれの価値観を知ることもできるので、〝思った以上に気が合う!〟と感じられるかも。
手っ取り早い共通の話題として、「次のデートはどこに行く?」「この間見つけたここのお店行ってみない?」など次回のデートプランを話し合ってみるのもいいでしょう。いつもどちらかが決めているとマンネリ化しやすいので、ふたりで話し合って決めると新しい場所も開拓できておすすめ!
また、お互いが知っている友達や有名人の話も、「あの人の話ね~」と話題のひとつに。ただし、内容はポジティブなものがいいですよね。悪口や下世話な噂話は、のちのち問題になる可能性もあるので要注意。
ニュースやエンタメから話題を仕入れる
「テレビ見る」(30代・沖縄県)
「当たり障りないこと、例えば一緒にみたテレビ番組などの話をする」(30代・埼玉県)
「ニュースで話題になってることとか、毎日の生活の中でやばいと思った、面白かった話をする」(20代・東京都)
「沢山の情報を入れる」(30代・千葉県)
自分の世界に閉じこもるのではなく、いろいろな世界を直接、あるいは間接的に見聞きし、視野を広げる努力をすることも大事です。さまざまなものごとについて知ってさえいれば、そのぶん話題も豊富になり会話を盛りあげやすくなります。
たとえば、世間で話題になっているものを話のネタに加えてみるのもひとつの案。相手があまり興味がなさそうと感じたのならば、気づいた時点で話を終わらせる、盛り上がりそうな雰囲気を感じた場合はそのまま話し続けてOK、と臨機応変に対応しましょう! 自分ばかり話し続けずに、たまには聞き手になるのが成功のコツ。
おうちデートなどでテレビやネットがついている場合は、何かしらの情報が入ってきやすく、会話のきっかけになるでしょう。困ったときはお笑い番組を観て笑ったり、クイズ番組で一緒に回答を考えてみたり…そんなたわいもない会話も、ある意味盛り上がっているといえるかも。
SNSには話のキッカケとなる情報がゴロゴロ転がっています。最新の情報などもゲットできるので、話題性もバッチリ! バズった動画やポストをシェアして、「これいいよね」と話題にするのもアリです。
その日あったことや近況を話す
「今日のできごとを報告しあう」(30代・広島県)
「日常のささいなことなども話題にすると、そこから会話が広がったりする」(30代・滋賀県)
「日常を共有する」(30代・東京都)
自分にとっては何の変哲もないただの日常だったとしても、相手にとっては〝恋人のふだんの生活を知る大事な手がかり〟になりえます。
「今日は仕事が大変だったよ」「ランチで入った店が美味しくて」「明日の予定、面倒だなぁ」など、ほんのささやかな一言コメントから、思った以上に会話が続くこともありえます。話を盛り上げたいのであれば、相手に話題を提供してもらうだけでなく、自分のことを開示して話題をつくるのも大事です。
デートの日などは相手との時間にちなんで、「そういえば今日、あのタイミングでLINEくれて嬉しかったよ!」「待ち合わせのとき、顔を見た瞬間安心したよ」など、好意や愛を伝えるための会話をするのも素敵。照れくさくてなかなか言えない…という人ほど、話題づくりにはうってつけ。普段とは違う会話の盛り上がりにつながるかも!?
彼氏と話すときに盛り上がるコツは?

彼氏と会話を続けるためのネタに続き、そのまま話を盛りあげるためのコツをご紹介。会話を楽しむためには、話す内容だけでなく雰囲気や話し方も重要です。
笑顔で話す
「ひたすら笑う」(20代・東京都)
「笑いながら話す?」(20代・長野県)
「笑う」(30代・東京都)
「笑顔」(30代・神奈川県)
「笑顔で話す」(20代・千葉県)
不機嫌そうな表情を浮かべ、黙り込んでいるような相手には、誰だって積極的に話しかけようとはしないもの。喧嘩や大事な話し合いのときならともかく、日常生活のなかで気軽な会話をする際には、できるだけ笑顔を心がけましょう。
感じのよい笑みを浮かべてさえいれば、多少言葉が詰まったり沈黙が流れたりしても、気まずさは緩和されるはず。「一生懸命話そうとしてくれているんだな」とお互いが思えるような、にこやかなムードを作ることが大切です。
共通の話題を見つける
「共通の趣味をもつ」(20代・兵庫県)
「共通の友人の話をする」(30代・東京都)
「好きそうな話をする」(20代・青森県)
「共通の話題」(30代・新潟県)
「共通の話題や趣味を見つけること」(30代・福岡県)
人は、自分と共通点が多い相手にほど好感をいだきやすいもの。これを、〝類似性の法則〟といいます。
趣味や好きなこと、共通の知り合いなど、お互いが同じように知っているテーマを話題にすれば、話が盛りあがるだけでなく好感度もあがるでしょう。気が合うふたりであるということを直接理解できれば、今後も臆することなく話しかけたり、気負わずどんな話も振れたりするようになるかも。
趣味についてふれる
「自分の好きなことを話す」(20代・千葉県)
「相手の好きなことを話題にする」(30代・福岡県)
「相手の興味のある話をする」(30代・東京都)
「相手の好きな話をする」(30代・埼玉県)
「一緒にゲームをする。同じもので遊んでいれば会話が盛り上がる」(30代・埼玉県)
代表的な共通のテーマといえば、趣味に関する話題は鉄板です。「そういえば、次のキャンプはどこに行く予定なの?」「そのゲーム、今度私もやってみていい?」「推しのファンミーティングに行くから、よかったら一緒に服を選んでくれる?」など、相手や自分の趣味にまつわる提案・質問も話を広げやすいもの。
さらに…それぞれが同じ趣味を楽しんでいる場合は、もっと会話が盛りあがるでしょう。ゲームや映画などふたりで同じ画面に熱中できるような趣味ならば、とくに話題が広がるはず。
ふたりで楽しめる共通の趣味がひとつあるだけで、いつも会話が盛り上がる気の合うカップルになれるかも!
相槌などリアクションをとる
「相槌を打つ」(30代・北海道)
「相槌をしたり、楽しそうな雰囲気を出す」(30代・長野県)
「相槌を入れて聞き上手になる」(30代・香川県)
「リアクションを大きくする」(20代・大阪府)
なにかを話したときに、相手が無表情や無言だったら不安になるもの。反対に、感じのいい相槌やわかりやすいリアクションがあれば、そのまま会話を続けやすくなりますよね。自分が聞き役になっているときはとくに、相手が気持ちよく話せるようなリアクションをとることを意識してみて。
レスポンスの一環として、会話の流れから質問を投げかけてみるのも〇。普段なかなか聞けないことや、気になっていることを質問してみれば、お互いの理解が深まり親密度が高まるチャンスに。仕事の話など、普段自分が見ることの出来ない部分を知るためのいい機会でもあります。
共感を示す
「共感できることを話す」(30代・徳島県)
「相手を否定しない、褒める」(30代・兵庫県)
リアクションの一環ですが、相手の話に対して同調したり、共感を示したりすることは大切です。
言うことをすぐに否定されたり、間違いを正されたりするよりも、まずは「そうだよね」「うん、うん」と共感されたほうが相手も話しやすいはず。〝なにを話しても否定される〟と思われてしまうと、ますます口を閉ざされてしまうかもしれません。
たとえ価値観の違いを感じ、それを伝えたいと思ったとしても…まずはクッション言葉のように「確かに」「わかるよ」などの相槌をうって、なるべく共感を示したあとにしましょう。相手を不快にさせないコミュニケーションを意識すれば、おのずと会話も盛り上がる可能性が。
話をしっかり聞く
「話をきちんと聞く」(30代・茨城県)
「聞き役になる」(30代・北海道)
「相手の話を聞いてたくさん笑う」(30代・滋賀県)
「相手の話を聞く」(30代・兵庫県)
「よく聞くことに徹する」(30代・宮城県)
「自分の話ばかりではなく、相手の話に対して反応をすること」(30代・福岡県)
「相手の話に興味を持つ」(20代・岐阜県)
「相手が今話したいか見極める。相手が話したそうなときは相槌だけ打って話を聞くことに徹する。相手がこちらの意見も聞きたそうだったらこちらも、話に乗っかるかたちで自分のエピソードを話す」(30代・静岡県)
やはり、彼氏との会話を盛り上げるうえで〝聞き上手になること〟はとても大事なようです。
彼氏とのコミュニケーションを充実させたいのならば、まずは会話のキャッチボールを大事にしましょう。「相手の話をしっかり聞く、ネガティブな意見は控える、共感・リアクションを忘れない」。この3つを心がけるだけで、ふたりの会話もさらに楽しめるようになるはず。
いまひとつ会話が盛りあがらないと感じている人は、自分が話したいことを話そうとするより、相手の話を引き出すような会話を心がけてみて。たとえ口下手な彼氏や、不器用な彼氏とつき合っていたとしても、話しやすい雰囲気をつくってくれる彼女の前なら喋れる…なんてことになったら万々歳。お互いの愛も深まりそう。
会話を弾ませる意識をもつ
「話を広げる」(30代・長野県)
「話のネタから似たような話題をどんどん広げていく」(30代・千葉県)
「相手が喜ぶようなことを言う」(30代・宮崎県)
「明るいトーンで話す、ポジティブな言葉を使う」(30代・千葉県)
「オチがある話を何個か用意しておく」(30代・神奈川県)
明るく話しやすい雰囲気をつくり、自分が会話を弾ませるという意識をもつのも大事なポイント。相手に盛り上げてもらおうと受け身のままでいては、なかなか会話も続きません。
女性の場合は暗くどんよりとした雰囲気で話すのではなく、明るく澄んだ声を意識して話すと好印象に。ワントーン高めの声を出すことを、ぜひ意識してみてください。
彼氏との会話をもっと楽しみたい!シチュエーション別Q&A

デート中、電話中、LINEなど、彼氏と会話のやりとりをする機会はたくさんありますよね。ここではシチュエーション別に、気まずくならないためのポイントをQ&A形式で解説します。
A.電話の向こうにいる相手は、あなたを愛してくれている彼氏です。会話が詰まったりうまく話せなかったりしても、恋人から電話がきたというだけで喜んでくれているかもしれない…とポジティブにとらえてみて
「どうやって話を盛り上げたらいいのか」「面白い話がないけど、どうしよう」など悩む人もいるかもしれませんが、そこまで深く考え込む必要はありません。無理して頑張って話題を探そうとせずに、自分がそのときに感じたことを素直に話してみればいいのです。
顔が見られないからこそ言いやすい、「ちょっと声が聞きたくなっちゃって…」という素直な気持ちを伝えてみるのも〇。そこで嫌な顔をするような人らば、そもそも彼氏にはなっていないはず。会話を盛り上げようとする意識も大事ですが、それだけがすべてではありません。
相手が仕事で忙しいときに無理矢理かけたり、ゆっくり電話できないとわかっている状況でごり押ししたりしなければ、電話をかけるのもまた愛情表現のひとつです。頑張ろうとしすぎずに、肩の力を抜いて電話してみましょう!
彼氏との電話については、こちらの記事でも詳しく解説。電話が苦手な人はぜひチェックしてみて。
Q.彼は何を考えているかわからないくらい寡黙な人なので、いつも私ばかりが話しかけています。楽しんでくれているのか不安だし、毎度私から話題を出すのに疲れも感じ始めました…
A.寡黙な一面もまた彼の個性ととらえつつ、共通の趣味をつくったり、ふたりで初めての場所に出かけたりするなど、お互いが新鮮な気持ちになれる話題探しをすると◎。一方的に気を遣いすぎて疲れないように、自然とコメントや感想が出てくるようなシチュエーションをつくりましょう
いくら寡黙な彼だといっても…たとえば、驚いたり嬉しかったりしたら、思わず声を出したりコメントを発したりするはずです。代り映えのない日常生活も尊く大切なものですが、それだけではなく、新鮮な気持ちになれる体験を探すようなデートをしてみるといい刺激がありそう。
週末にちょっとした日帰り旅行に出かけたり、前から興味のあったアクティビティに挑戦してみたりなど、彼だけでなくあなた自身も目新しさを感じられるデートをしてみては? 話題をつくろうと意識して接しなくとも、自然に感想や意見が出てくるような時間を過ごせば、疲労感が薄れるかもしれません。
それでもなお彼はあまり喋らない…ということであれば、あえて沈黙を受け入れ、心地いい時間として楽しむような発想の転換をしてみるのも〇です。
「沈黙が気まずいから何か話さないと」と、無理して話題を見つけ続けるのは大変です。もしも相性のいいふたりなら、話さない時間さえも心地が良いと感じられる可能性が。
無言の時間が続いても気まずくならない相手は、本当に貴重な存在。言葉がなくとも、にっこりとほほ笑んで相手を抱きしめるだけで、互いの愛情はしっかり伝わるはずです。
Q.喧嘩のあとの会話が難しいです。お互いに謝って仲直りしたつもりでも、心にモヤモヤが残っていてうまく話せないことが。話題を切り替えたり、雰囲気をもとに戻すポイントってありますか?
A.お互いにヒートアップしたあとは、冷却期間を設けたほうがいい場合も。無理に話そうとするのではなく、感じ悪くならないていどに距離をおいてみては
カッとなって心にもない言葉を口にしてしまったり、険悪な雰囲気に気まずさを感じたり…たとえ仲直りしたあとでも、喧嘩をすると会話も盛り上がりにくいですよね。
そんなときは無理に話題を探そうとせず、冷却期間をおいてみるとよいでしょう。無言で去って感じが悪くなってしまわないように、「よし、今日はいったん解散にしよう。頭を冷やしたほうがいいと思う。喧嘩しちゃってごめんね、また明日連絡するね」と、正直に伝えるのもひとつの手。
離れると不安だという人は、喧嘩の原因がどちらにあったかに関わりなく、まずは〝喧嘩で気まずい雰囲気になってしまった〟ことへの謝罪を。きちんと謝ったそのあとで、「もう嫌われちゃったかと思った」「大好きなのに言い過ぎたこと、反省してる」など、自分の気持ちについての話をしてみましょう。
素直な気持ちをシェアすれば、感情の整理やお互いの本音を理解することにもつながります。スッキリするだけしたあとのほうが、話題を切り替えたときもわだかまりが残らずに済みます。
最後に
彼氏との会話に困っている女性は、普段の生活のなかでお互いが興味のある内容をチョイスしてみるのが無難です。
もしも、咄嗟の判断でパッと話題を出せる自信がない場合は、会う前に「こんなことを話そう」とトークテーマを考えておくとスムーズ。それが安定してくると会話のテンポを掴めるようになり、いい流れで話ができるようになるでしょう。ふたりが肩の力を抜いて自然体で過ごせるタイミングやリズムを理解できるとGOOD。
また、会話が盛り上がらない理由のひとつとして、お互いを理解しておらずトークテーマのチョイスが間違っているということも考えられます。好きな音楽やテレビ番組など、普段から彼の関心事が高いジャンルにアンテナを立ててキャッチアップしておくと、会話の出だしでつまったり、話すことがなくなる、ということも減りそう。
考え方によっては無言の時間も悪いものではありません。相手に対する信頼関係があれば、無言の時間すら愛おしく感じるのです。
TOP画像/(c)Adobe Stock

ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。
数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。
好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。